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    我が家のお魚を食べてくれた方へ
「村松水産お魚だより」
 


 
この度は我家のお魚を食べていただき誠にありがとうございました。
 
 我が家では、現在ブリ カンパチ シマアジを中心に色々な魚を育てています。(多少異なりますが、ヒラマサ クエ マハタ トラフグなどもあります)
 年間を通じて皆様の要望にお答えできるよう頑張っていきたいと思っておりますので「なにか魚を食べたい!!」とお思いのときは、電話でもお問い合わせいただければ「魚を育てるプロ」として四季折々の「旬の魚」を提供させていただきたいと思っております。

 例えば、ブリなら10月〜4月、カンパチなら4月〜8月、シマアジは11月〜5月等といったように「旬の魚」と「我家の仕上げ具合」を合わせた「魚の美味しい時期」と皆様のニーズを合わせていきたいと思っております。何卒よろしくお願いいたします。

 1月末現在5Kg物のブリが4〜5月の産卵を前にどんどん美味しくなっているところです。「ブリ」という魚は、古来より「出世魚」を呼ばれ、蒲江では【もじゃこ】→【ツバス】→【ハマチ】→【シュントク】→【ブリ】→【大鰤】といったように呼び名が変わります。(地域によって呼び名が多少異なります)

 ブリの一番おいしい時期は「寒ブリ」と言われるように、冬が旬ですが、「魚の旨み」である「脂」がのっていないと風味があって甘味のある刺身とはなりません。

 魚の脂、特に青物の脂がなぜ「身体に良い」とされるのかは、魚は変温動物であり、海水温よりも体温が上昇することはありません。したがって豊後水道の海水温は15度〜27度で、この温度で蓄積された「魚の脂」は体温36度以上の人の体内で決して固まることはありません。牛肉、豚肉、鶏肉で血管内に溜まった脂も、この「融けた魚の脂」が少しずつ一緒に流してくれます。ですから、肉を食べたら青物の魚を時々食べる事をおすすめします。

 今日は、ブリの脂についてお話でしたが、これから時々『漁師が知っちょる魚の話』を配信してまいりたいと思いますのでよろしくお願い致します。
 



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