格安SIM

今はまだ利用者はスマホ全利用者の数パーセントに過ぎない。僕は今年4月から利用し始めた。 大手キャリア3社による寡占状態により、通信・通話の利用料金が高止まりする中、自分の可処分所得を鑑みて、 そのコストを抑える選択をした。月間の通話での利用がそれ程までにない、ユーザーにはぜひとも推奨したい。 昨今、通信速度の速さ、特にダウンロード受信速度が速まってきたが、それは消費者の購買意欲を高めようとする、 一種の商品の差別化だと思っている。動画、特に映画のHDバージョンをダウンロードしようとした場合、極力、時間をかけたくない。 しかし、現実WiMAXでなければ、それのダウンロード容量は3GB以上になるので、月間利用可能量に制約がある段階では、 モバイル通信ではなくWi-Fi通信で、そういった対応をとると考えられるだろう。では動画を視聴するといった場合どうであろうか? 容量1MBは通信単位では8Mbである。したがって、仮に理論値で800MB容量をダウンロード速度80Mbpsでは、 800÷80×8=80秒かかる、という計算になる。120分の映画で容量4GBでは、1秒当たり約0.6MBであり、 速度に直すと理論値約4.8Mbpsで画質等を考えると、8Mbpsぐらいの平均ダウンロード速度であれば十分視聴可能となるし、 ニュース動画においても十分であろう。格安SIMは会社により差異があるが、僕の加入しているOCNモバイルONEの受信速度は 時間帯で遅くなることもあるが、田舎でも10Mbps以上でるので、少しも問題はない。 動画で問題がなければ、SNS・SMS・Web閲覧にも何ら支障はない。通話はLINEのラインアウトを使えば、 毎月390円で固定・携帯に対して60分通話ができる。もっと通話するのであれば、120分のオプションもある。 当然ライン同士は無料で通話ができる。ただ、モバイル通信なら、通信利用量は常に留意しておく必要がある。 SMSでは通信量はかかっても、通信料のかからない方法はあるし。OCNモバイルONEの長所は当月通信量の残量が翌月利用期限で 翌月へ繰り越せることだ。僕は基本3GB/月プランだが、そう使わないので、翌月にはだいたい5GBの利用可能量となる。 それで、音声付きSIMで税抜き2千円にならない。自宅でのISP費用約4600円と合わせて、¥6,600の通信コストとなっている。 キャリアを使うと月に1万を超えるだろう。格安SIMは重宝だ。ただ、高速定額をうたうSIMがあるが、 そのプランは回避すべきかもしれない。日本通信の高速定額プランは、ほんと詐欺だった。受信速度で30Mbpsあったのに、 YouTubeストリーミングまでに5分もかかり、画質においても最悪というものだった。 デジタルだけに何らかのトラフィック制御という制約がある。やはり、月間利用に制約量がある、プランを選択するべきだろう。 その日本通信で月3GBプランに変えたところ、受信ストリーミングが劇的に変わった。 また、支払がクレジットカードに限られる会社が多い点も留意しておこう。端末は自己負担だが、やはり月間コストが少なくて 済むのはいいことだ。僕はSIMフリーiPhone 6 Plus 128Gを毎月約4千円払っているが、3年目の端末代支払終了以降も 毎月の通信費は現状とほぼ変わらないし。アンドロイドなら今はSIMフリースマホが安くあるから、それを購入すれば良い。
※ これは5年前に投稿したもの。現在の日本通信SIMがどういう状況かは知らない。現在もOCNを利用している。以前はグローバル IPだけであったが、現在、プライベートIPにも対応し、バッテリー持ち、通信速度がめっきり改善している。スマホはアンドロイド で3台も所有してしまっている。

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