4月9日
6時前に目覚める。6時に町のチャイムが鳴り、ビックリする。今日も良い天気だ。
テントをたたみ出発の準備をする。時計を見ると7時を過ぎていた。
近くのスーパーでダンボールをもらい、目的地である「佐多岬」と書き、ヒッチを始める。
朝だからなのか、車の通りが少ない。
しばらくすると、車がとまってくれた。4人の家族連れだ。と思う。
夫婦とおばあちゃんとその孫といった感じだ。
佐多岬ロードパークの入り口の前まで乗せてもらった。
ロードパークは車でないと入れないと言う事を料金所(ゲート)のおばさんが言うので、すぐ近くの店でパンとスポーツドリンクを買って食べて、それからヒッチハイクを開始。
まだ午前中なせいか、車があまり通らない。
しばらくすると1台の車が引き返してきて乗せてくれた。
左ハンドルの車で、30歳くらいの男性2人連れだ。
その人は前にも佐多岬に来て1000円とられたので今度は入り口の手前の左にある道から行くという。
そこからなら500円で済むと言うのだ。
しかし、途中にもう一つ料金所があり、最初の入り口の券がなければやはり1000円だと言う。
乗せてくれた2人は、「そこまでして金をとろうとする根性が気に食わない」と言い、入らずに帰る事に。
しょうがないのでそこで降ろしてもらい、その場所でヒッチ開始。
すると、なぜか犬が吠えながら近づいてくる。
しばらく見ていたが、何もせずに引き返して行ってしまった。何だったんだ?
そのあともヒッチを続けていると、車がとまってくれた。
パジェロに乗った60歳くらいの夫婦だ。そして佐多岬の駐車場に到着。
すると、そこでも入場料を取る。つまり、
車1台で金を取り、お一人様でまた金をとるシステムなのだ。
しかし乗せてくれた人が払ってくれるという。断ったが払ってくれた。
その夫婦は20過ぎの息子がいて、その人も旅をしているという。
おごってくれたのはそのおかげだろうか?
そのあとも展望台の売店で焼きイカとフルーツジュースをおごってもらう。
2人は30年前の結婚前にも佐多岬へ来たという。さすがに30年前とは多少様子が違うらしい。
展望台の上の階へ行くと、やはりここは旅人がたくさん来るらしく、
「2000年O月O日 〜から〜を通り到着」などの落書きが壁中にたくさん書いてあった。
今日の日付の落書きもあった。もう少しはやく来れば旅人に会えたのかも。
落書きは自然に消えるのか、ここの人がけしているのか、昔の日付の落書きは無い。
記念に、狭い隙間に小さく日付と名前を書く。そして写真などをデジカメで撮り、乗せてくれた車にまた乗せてもらい、佐多岬を後にする。
2人は宮崎から来たそうで、宮崎に帰るらしく、鹿屋の市街地の手前で降ろしてもらう。
その時に、その夫婦に垂水(たるみず)を目指したほうがいいと聞いていたので、垂水を目指しヒッチ開始。
しばらくしてトラックが引き返してきて乗せてくれた。
熊本を目指していると言うと、鹿児島市から行くとよい、と教えてもらうがフェリーに乗らないと遠回りになる。
垂水で降ろしてもらい、考えてから諦めて国分(こくぶ)に向かう事にする。
が、その前に温泉を見かけたので入る事にする。
300円払い入る。やはり温泉は良い!ゆっくり湯につかる。
温泉から出る頃には4時になっていた。外は雨が降りそうになっていた。
ちょっと不安になりながら「次の町」と書いたダンボールでヒッチ開始。
しばらくして車がとまる。20代半ばくらいの男女だ。
熊本を目指していると言うと、「国分より鹿児島の方がいいよ、自分たちも行くから一緒に行こう」
という事になり、垂水から一気に鹿児島へ。
なんとフェリー代をおごってもらう。船の中でも「ここのすうどんがうまいんだ。うどんとそばどっちが好き?」
というので「そばの方が好きです」と言うとなんとそばまでおごってくれた。
さらに「晩ご飯に食べて」とおにぎりとペットボトルのお茶をもらう。
そして「あれが桜島だよ」と教えてもらい、写真を撮る。そして桜島をバックに撮ってもらう。
鹿児島に着き、桜の名所(花見の名所)という公園のそばを通る。
街中で降ろしてもらう。何度もお礼を言い別れる。
国道3号線には着いたものの、街中なのでなかなかヒッチハイクできそうな場所が無い。
時計は6時をまわっていた。とにかく3号線を行けば熊本へ行けるので歩いて町外れを目指す。
しかし、町外れに差し掛かる前に日が暮れてきたので、あきらめて野宿の場所を探し始める。
歩きながら通行人やその辺の店の人にたずねていると、近くに公園があるというのでそこを目指す。
公園は水も有りトイレも有る。よかった。今日はここで野宿だ。時計は7時を過ぎていた。
テントをはり、寝る準備をしてこの日記を書く。8時半過ぎ。
雨が少し降ってきてやばいと思いつつ寝る。
本日のヒッチハイク・・・5台