6月13日
6時くらいに起きる。テントから出ると太陽があったかい。
準備を済ませ7時くらいに出発。道を聞きながら歩く。
国道5号に行き、今日の目標である札幌を目指す事にする。ヒッチポイントを見つけて安心して座ってパンを食べる。(一応「札幌方面」と書かれたダンボールは見えるように立てかけている」)
食べていると車が止まる。こんな状態で止まってくれるとは・・・。
気のよさそうなおじさんだ。少し先まで行くらしい。(車では「少し先」でも歩くとかなりの距離)
おじさんの話ではこの道の他に広い道が2本できていて、この道は札幌行きの車は少ないそうだ。それで、道が合流している所まで送ってくれると言う。ありがたい。
降ろしてもらい、ヒッチ再開。しばらくすると車が引き返してきた。次の町まで行くというおばちゃんだ。八雲(やくも)町と言う所に着き、広い道に降ろしてもらう。
その場で再びヒッチ開始。しばらくして車が止まる。
20代半ばくらいの兄さんだ。彼も昔、三千円で東京から九州一周をヒッチハイクでやったそうだ。そして、地図は持ってるかと聞かれる。
でも、九州一周のときもそこから北海道に来たときも地図なんか持ってないと言うと、旅をする時は絶対に地図を持ってたほうがいいと言う。ので、予算と相談しながら地図を買うことを少し考えるが、とりあえず今は買わない事にする。
そして、彼はどこかの店に止まり「ちょっと待ってて」と車を降りて店に入る。少しして出てくる。そして「せっかく北海道に来たんだからこれでも食べな」と言って先程買ってきたカニ弁当をくれた。
そして長万部(おしゃまんべ)町に着き広く長い直線の道路に降ろしてくれた。さすが元ヒッチハイカー。いいヒッチポイントを知っている。
とりあえず道端に座り先程いただいたカニ弁当を食べる。とても美味しい!幸せだ。感謝感激だ。
食べ終わり、ヒッチ開始。道は良いけどあんまり車が通らない。しかし、しばらくするとトラックが止まってくれた。
小樽(おたる)市の手前辺りまで行くという。ニセコ市を通過。運転手のおっちゃんは、いろんな所に寄ったほうが良いと言っていたが今はとりあえず最北端を目指しているので寄り道はしない事にする。
小樽の手前で降ろしてもらい、少し歩いて再びヒッチ。北海道は全体的に道が広いのでヒッチが楽だ(夏場)。
しばらくすると夕張へ帰る途中という夫婦が乗せてくれた。小樽の街中を通り石原裕次郎記念館などの観光スポットを教えてもらいながら通り過ぎる。そしてその後高速道路にのり一気に札幌に到着。
今日の目標である札幌に着いたので、野宿ポイントを少し考え中央公園前で降ろしてもらう。話には聞いていたが本当に「碁盤の目」の様にピシッと区切られている。ちょっと不気味。
時計を見るとまだ16時前だ。まだ行けると思い、コンビニで道を聞く。さらに北海道の地図を購入。すすきの通りに行くと良いと聞き、ひたすら歩く。やっとすすきの通りに着く。その辺の人に聞くと、北へ行く車はあまり通らないが本格的なヒッチポイント(街はずれ)となるとかなり遠いらしい。
街中はさすがに車が止まれそうな場所がほとんど無い。ちょっと無理があるがカニ料理の店の前でヒッチ開始。やはりなかなか止まらない。かなりして車が止まる。
乗せてくれた人も、昔ヒッチで旅をしていたそうだ。ヒッチハイカーを見て懐かしくなり乗せてくれたらしい。国道12号線まで送ってくれた。この道は旭川まで通じているらしい。
さすがにもう日が傾いている。少し焦りながらヒッチ開始。しばらくして車が止まる。彼は一度見て引き返してくれたそうだ。21歳だと言っていた。良い人に年齢は関係ないなと思う。隣町の江別(えべつ)市の端まで乗せてくれた。
このままなんとか旭川(あさひかわ)市まで行こうと思い、先に見える橋を渡りヒッチを開始しようと思い橋を渡り始める。
が、この橋が予想以上に長い。一応ヒッチができそうな場所を見つけるが、辺りはすでに薄暗い。この暗さじゃ無理だと思いながら一応ヒッチを開始。1時間弱待ってみるも車が止まる気配は全く無し。
ヒッチを諦めて、完全に真っ暗になる前に野宿をしようと土手に上がり川沿いの草むらにおりる。今頃この川が石狩川だとわかる。橋が長い訳だ。
背の高い草をかき分け、なるべく背の低い草があるところを探しなんとかテントを張る。
そこで、ふと地図がなくなっている事に気付く。749円もしたのに・・・。かなりショック。
しかしいくら悔やんでもどうしようもないので、寝る。21時前くらい。
この日のヒッチハイク・・・7台