6月11日
5時半頃目覚める。テントに雨音が聞こえる。最悪だ。
準備をしようとすると、エアマットの下がビショビショに濡れている。最悪だ。
とりあえず吸水性の高いタオルを取り出し、拭いては外で絞るという作業を繰り返す。
どうやらテントの継ぎ目から浸水したらしい。泣きそうになりながら拭き続ける。
おおかた拭いた所で、諦める。外に出て、雨に濡れながらテントをたたむ。
今夜寝るときは寝具一式が濡れすぎでかなりヤバイと思う。が、考えるのをやめてとりあえず進もうと思う。
「東北道方面」と書き、入り口から少し離れているがヒッチできそうな道を見つけて開始。
しかし2時間待っても車は止まらない。諦めて近くの閉まっている建物の軒下で雨宿りをしながら昨日購入したバナナとチョコレートを食べる。
とりあえずここでヒッチは諦めて1つ先のインターまで歩くことにする。
道を聞きながら外環沿いを歩く。ひたすら歩く。高速入り口まで・・・Kmという案内標識が見えてきた。
疲れていたのでその場でヒッチ開始。かなり投げやり。雨(小降り)にうたれながら数十分。
あきらめて歩こうとすると、ひとつ先の道の路地から出ようとしている車の人が窓を開けて手を振っている。
走って近づき聞いてみると、途中までなら高速に沿った下道を走ってくれると言う。とてもありがたい。
軽トラックなので少々窮屈だがそんなことは気にならない。
そのまま浦和あたりまで乗せてもらった。
その人が岩槻(いわつき)方面と書けば良いと言っていたので、そうする。
少し歩いて場所を見つけてヒッチ開始。
しばらくすると、信号待ち?と思われる車からクラクションが鳴る。
行ってみると乗せてくれると言うので乗せて貰う。ヒゲにサングラスのおじさんだ。
一応東北自動車道には行くが、目的地がすぐなのだそうだ。なので、高速の料金所の手前で降ろしてもらう。
ダンボールは両面書かれてしまっていたので親指ヒッチ開始。しばらくして車が止まる。
仙台まで行く途中だそうだ。乗せてもらう。乗せてもらって、ヒッチの為に止まったのではない事を聞く。
話によると、義理の兄から貰った車での初めての運転らしい。初めてなのでいろいろ試した所、後ろのワイパーが動き出し止める方法がわからないので車を止めて確かめようとしたらしい。
なのに乗せてくれるとはありがたい限りだ。
このまま仙台の少し先の鶴巣(つるす)P.A.まで一気に行き、降ろしてもらう。
とりあえず次の目的地を書く為のダンボールをもらえそうな所を探す。
探す。と、一つ前のダンボールの目をとめたおじさんが声をかけてきた。乗せてくれるそうなので、乗せてもらう。1つ先のP.A.までだそうだが先に進めればオッケーだ。
その車はワンボックスカーで、その中には日本語ではない言葉でしゃべりあってる女の子が2里いた。
そしてP.A.へ。そこで降ろしてもらう時に尋ねると、片方の女の子は中国人で、中国語でしゃべっていたそうだ。
日本語も話せるようなので、少し話す。そして別れる。
辺りはだいぶ薄暗くなってきた。ヤバイ。焦りつつ「青森方面」と書き、出口でヒッチ開始。
少しして、車がバックしてくる。少し先まで乗せてくれるようだ。おじさん1人とおばさん2人の乗った軽自動車だ。乗せてもらいこの旅の話をすると、なんと家に泊めてもらえる事になった。ありがたい。
その人達の家に着く。田舎の農家といった感じだ。食事をご馳走してもらい、お風呂まで使わせてもらう。さらにテントと寝袋を外に干させてもらい、ズボンやTシャツなどを洗ってくれた。なんて親切な人達なんだ!と思い、何度もお礼を言う。
話を聞くと、この辺は熊が出ることがあるそうだ。ここから北もいるらしい。
他にもこの辺の方言について少し話す。ここのおばあちゃんは方言ばっかりで、話していることがあまりわからなかった。
寝るときに毛布を貸してくれた。23時くらいに寝る。
この日のヒッチハイク・・・5台


戻る