船のよもやま話し


02/05/25 仕事のこと1
あーもう一年も半年過ぎよるし、初夏も近づいてきて
あつうなってきたっちゅうのになんでこんなにふところは
さむいんじゃろうか?
よその造船所と設計屋さんも同じじゃろうかなー
九州じゃどこもいい話しは聞かんなー
聞くところに依るとプッシャーもバージも中国で作ってるていうし (高知のある会社)
プッシャー、バージをセットで5隻も作られたらたまらんわなー
(中国でも北と南にかなり離れた距離で作っている。)
   W造船所もプッシャー、バージはかなりやってきたけど値段が合わないやろうなー
ところで今月に就航したフェリーには疲れたなー
バリアフリーに間に合うだの間に合わないだのどたばたやったなー
日本でもあまりないんじゃないのかなーロールオンロールオフ貨物船を
旅客船にしたケースは!
大分海運支局にも九州運輸局にも迷惑かけましたよ。
やっぱ船主としてはエレベーターつけたりなんやかやと改造したら
1本くらい値段が違ってくるもんなー...
今回でさえも区画浸水隔壁をいれたりとか防火壁等作ったんで
現場も大変やったろーな
ともあれ無事就航できたしやれやれでございましたよー
この後が仕事が続かないんだなー
02/09/1 仕事のこと2
佐伯の屋形船もほぼ完成に近づき、いよいよ明日進水式をする運びとなった。
旅客定員22名、船員2名の平水区域を航行する船舶である。
この佐伯地域では屋形船にて舟遊びをする文化がないので当初よりいろんな資料を
集めて研究していった。
神奈川県三崎で家業の石黒造船所に勤めている大学の友人も資料を提出してもらったひとりだ。
彼の造船所では東京の隅田川辺りを航行する屋形船を何隻も作っている。
写真や図面より、塗装の仕方やどの様にすれば屋形船らしく見えるのかが参考になった。
そんな東京の屋形船も近頃では不況のあおりで造船所にも受注する量は少ないのだそうだ。
歓送迎会等で使用される屋形船も風流ではあるが今のご時世では贅沢な遊びなのかもしれない。
さて、明日進水する屋形船は東京近辺のそれよりはひとまわり小さいサイズであり
エンジンも30psのアウトドライブ式と、速力もさほど出ない船ではある。
ただ前評判は良くて、飲み会で使わせてくれとか、いくらでチャーターできるの?とか
すでに予約満杯といった感じなのである。
また、製作している造船所にも船関係の人が「何をする船?」と尋ねにくることがよくあると聞く。
船自体の性能はもとより、屋形船のない佐伯の文化にどう溶け込んでいくのか
しばらく様子を見てみたいと思う

お問い合わせ先

itohship@saiki.tv

ホームに戻る