【建設に至るまでの経緯】


平成6年度      ダイオキシン対策恒久基準に対応するために、町村全体でごみ焼却場を建設したいとの意向が、
             佐伯地域広域市町村圏事務組合(以下、「佐伯広域」と表現)によせられた。

平成 7年10月   佐伯広域副管理者会議において、佐伯市と蒲江町を除く七ケ町村が共同で「新ごみ焼却施設」を建設する
             方向が決定。

平成 8年 4月   佐伯広域内に、ごみ処理施設建設準備室が設置。
    同年 6月   町村会会長(松本 上浦町長)から、新施設の建設場所は、約8割のごみを排出する佐伯市にしてほしい旨の
             要請が提出された。
             同時期、佐伯市長は市議会に対し、新施設は佐伯市内に建設するべきであるとの方針を提示。

平成 9年 6月   最初の建設候補地として、佐伯市西浜の工業地帯を選定し、準備を開始。
    同年11月   諸般の事情により、西浜の建設候補地をj断念。
    同年11月   2番目の建設候補地として、佐伯市上灘の現在の佐伯市清掃工場隣接地を選定し、地元交渉を開始。

平成10年 2月   地元住民の同意を得られず、同候補地を断念。
    同年 2月   3番目の建設候補地として、佐伯市東灘「苦木の鼻」地区を選定、地元交渉を開始した結果、同地区から
             条件付き同意を得た。
    同年 4月   同地区にもっとも近い、鶴見町吹浦地区において建設反対の住民決議がなされ、建設反対の住民署名が
             佐伯広域宛に提出された
    同年 8月   佐伯市長選挙が実施され、新市長に小野和秀氏が当選。
    同年12月   鶴見町吹浦地区住民の同意が得られず、東灘建設地を断念。

平成11年 5月   最後の建設候補地として、佐伯市東浜の(株)興人佐伯工場敷地内の一部を選定。
             早速住民説明会等を開始する。

平成12年 2月   国に対し「施設整備計画書」を提出した。この時点で、新施設の機種は、「ガス化溶融炉コークスベッド式
             シャフト炉」と決定する。
    同年 3月   佐伯広域議会に用地取得費並びに建設費の予算を上程。同3月定例議会にて可決。

    同年 9月   (株)興人との用地売買仮契約を締結。即刻佐伯広域議会にて契約の承認がなされ、本契約を締結。
    同年10月   日本鋼管(株)、新日本製鐵(株)の2社で建設工事入札を実施し、日本鋼管(株)が落札。
             佐伯広域臨時議会において契約の承認がなされ、工事請負契約を締結、ようやく建設工事に着手。

平成13年 2月   最終的に女島地区一部住民の同意は得られないまま、建設工事安全祈願祭を挙行し、本格現地工事に着手。

             2月9日 現地において、安全祈願祭を挙行

平成14年 2月現在、今年12月実負荷試運転開始、平成15年3月末完成を目指し、建設工事が順調に進行中。


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