ちょっと小話


父の日に、自分の職場の海の幸ギフトなるものを送った。
中身は、緋扇貝、すり身、アジの開き、キビナゴの串刺し、アジのみりん干し。
父にプレゼントなんて、ひさしぶりだ。
父は、若く見えるので、母が入院していた時に看護師さんから、息子さんですか?と聞かれたくらいだ。
髪は黒々して、顔のつやもいい。
勝手にやってきた父も一人暮らしは寂しいのか、以前はぶっきらぼうにもういいかと切ってしまう父だったが
この頃は、電話をすると対応がいい。
届いたとの電話はかかってこない。
でもわかっている。
今日は、貝を焼いて焼酎で一杯やって、テレビを見ているはずだ。



 
ふれあいサロンに参加させて頂くようになって、感じたことを書こうと思う。
体力は、年齢に関係ないのではないかとつくづく思い知らされる。
若い頃に戦争を体験し、 畑仕事に従事してきた身体は、ちょっとやそっとでは、ガタがこないようです。
玄米体操から始まって、午前・午後とめいいっぱいゲームをやっても平気な顔をしてらっしゃる。
ヘルパーさんの方が、汗だくだくになって、疲れているようだ。
また、顔が生き生きしていて、楽しそうだし、よく笑う。
うわさ話が好き、あれがおいしかった、これは身体にいいなど情報交換を盛んに行なって、新しいことを仕入れている。
歩んできた人生や性格が顔に表れていて、個性豊かで、お一人々から学ぶことは、多い。
とにかく楽しいサロンなので、市町村合併後に予算がないなどといって、切らないで欲しい。
病院の待合室がサロンになるよりずっといい。


                                                                       


大きなスーパーの開店にちょうど出くわした。
何も買う物は思いつかなかったが、入ってみることにした。
入り口の道路で、真面目そうな好青年が、チラシを渡していて、
興味あったのでわざと近くに行ってみたが私にはくれなかった。
スーパーから出てきて,目を合わせてもくれない。なんで?どうして?
その行動を見ていると、渡しているのは、お年寄りばかり。
そして、寄り添って歩き次の男にお年寄りを引き渡し、また男がというふうに建物に誘っていた。
これは、ナントカ商法だなあと思った。
おせっかいがムクムクと出てきて、お年寄りに行ってはいけないと言おうとしたが、イヤイヤやめよう。
営業妨害だとからまれるのは必死。重い足取りで、帰宅した。
世の中悪い人が、いるもんだ。




うちのネコに彼女がいます。2匹目です。この浮気者め!
最初の彼女は、小さくてかわいい黒でした。可愛くてニャーニャーとなくので、えさをやっていました。
礼儀正しくけっして家の中には入ってきませんでしたが、
今度の彼女は、ニャアニャアと泣いて、勝手に家の中に入ってきます。
彼が見ている前で、バクバクえさを食べます。
前の彼女の方がよかったじゃない。
でも2匹で、ひだまりで仲良く寝そべっているのを見ると、2匹がいいのならいいわ。
ネコの話でした。